2005.1月

 

1月1日




 あけまして豚肉。

大晦日の夕食は、豚しゃぶでした。






【国産純情豚】と書いてあります。超特価。


じゅ、純情豚。なんなんだろう。

好きな子に限って意地悪しちゃうような、尻尾かんだりしちゃうような豚なのか。

それとも、キラキラした瞳で人を信用し続けた豚なんだろか。

まさか自分が食用として育てられているとは夢にも思わずに・・・

だとしたら。だとしたら僕は、正直たまらないものがあるのです。



 ブーちゃん、ゴメンなぁ・・・。

 なにも知らんまま、肩スライスにしてもーて・・・。




 挙句、超特価で売ってもーて・・・。




たかが豚肉に激しく感情を揺さぶられる大晦日。

気がつくと箸でつまんだ豚肉をまじまじと見つめ、

深く考え込んでいる自分がおりました。純情って何だっけ?


大人になり、いつしか忘れてしまっていた胸を締め付けるようなトキメキ。

好きだったあの子に、うっすらとヒゲ(産毛)が生えていることに

気がついて以来、失ってしまったいたあの甘酸っぱい思い。


そういったものが、この豚を通して、一瞬ですが蘇ってきた気がしたです。




純情豚。

それは過ぎ去ったあの日の自分と、

もう一度向かい合わせてくれる魔法の豚なのではないでしょウメェー。

この豚、めっちゃウメーぞ?(欲望丸出しの薄汚れた大人の顔で)






===追伸===






 そんなわけで、あけましておめでとうございます。

こんな感じでまたチマチマと更新していきたいなぁと思っております。

今年も、コワレメガネとフチをよろしくお願いしまふぎぃ。(鼻くそほじりながら。)




1月2日










 人生も精算したい。




 

1月16日




♪ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!(チャックを上げ下げ)

♪ハイッ!ハイッ!ハイッ!テンッ!ションッ!ベンッ!(チンぽろり)


 ハイテン・ションベンッ!ウッシャー!(回転しながら放尿)



セイヤッ!みなさんこんにちは!ご存知TPOです!

T(天然)・P(パーマの)・O(おっさん)です!モジャーー!おしっこシャワーー!




えー、久しぶりの更新ということで

テンションをMAXに設定したところ、目も当てられない惨状となりました。

・・・これ・・・どないしょ・・・?(おしっこビショビショの部屋で立ちすくみながら)




それはそうと、昨日今日と受験生はアレで大変らしいですね。アレ。

えっと、ほら。なんつったかな、セ・・・セ・・・生理?

違う。おしい。ソレはソレで大変だと思うけどそんなんじゃなくて。

あーっと、あー、あ。セン・・・センタ・・・戦隊試験。

そーだそーだ、戦隊試験。戦隊試験?



そんなんあるのん?あるの?マジで?


それ受けるとどうなるの?


・・・うっそ?!合格すればデカレンジャーとかになれんの?!

受ける受ける!はいはーい!僕も受験しまーす!





 試験官 『君、合格。明日から君は変態怪人・パンティパーマンだ!』






変態試験でした。パンティーよこせモジャー。







===追伸===






 ・・・”明日から”ってか、もう、ずっと、それです。

 パンティーよこせモジャー。(受験生頑張れ!って意味です。)









1月17日




 な、なんだこの、プラスチックのねじみたいなヤツは。




大掃除をしたところ、

わけのわからないパーツがゴロゴロ出てきました。

見た目からなんらかの部品の一つだとわかるのですが、

元が何だったのかが皆目検討がつかない。

どこかで拾ってきた記憶もない。掃除は一向にはかどらない。


そんな中ふと思い浮かんだのは、昔のアニメのドラえもんで見た話でして。

のび太がどっかから拾ってきた謎のパーツを組み立てていったら

巨大ロボットになった、というものでした。


そのことから思うに、これ、たぶん、あれ。おかん。

気まぐれに送ってくる宅配便に、おかんが毎回。そっと。一つずつ。

そして、全てのパーツがそろった時きっとそれは・・・

・・・それは!・・・えー。そのー。

ロボ?

ロボなの?

いやぁ、ロボはないでしょー。いいとこ炊飯器。



などと楽観的に構えていたのですが、

そのドラえもんの話をよくよく思い出してみたところ

たしかそのロボット、異星人が地球を侵略するための

足がかりとして送り込んだものだった気がするのです。







侵略?




と、とりあえずめちゃくちゃ怖くなったので、

先ほどからこの謎パーツをすげー捨てたいんですけど。

万が一これにセンサとか内蔵されてて、捨てたのがバレたりしたら

それこそ母上の逆鱗にハードペッティングすることになるんちゃうか・・・?

という可能性がないとも言い切れぬ最悪のシナリオを想像するにつけ、

得体の知れないプラスチックの塊の前で身動きがとれず

1人正座している次第なのでございます。



もぅなんなのよこれ・・・ホント怖い・・・炊飯器怖い・・・おかんが出てくる・・・!







===追伸===




ちなみになぜ今頃大掃除なのかといいますと、

追い詰められているからです。


卒論キツキツで掃除してる暇とかないんじゃー!アホがー!

(エッチな動画をさがしながら)






1月21日




 かなりの割合でほじりたくなる人がでるんじゃないかと。





 人には見せられない顔というものがあります。

それは寝起きの顔だったり、泣き顔だったり、すっぴんだったりと

人それぞれだと思うのですが、僕の場合はぶっちぎりでアレです。耳かき。

耳かきしている時の顔だけは絶対に見せられない。見せられやしないのです。


小首をかしげた状態で、耳に棒をつっこみ目はうつろ。

口はだらしなく開け放たれ、よだれがゆっくりと垂れさがっていくその様相は、

危ないおクスリを摂取してちょっと遠いところへ行ってるん?と判断されても

おかしくないレベルの気持ち悪さでございます。一目見たら泣く子も黙る。

そして吐く。白目むいて、黙って吐く。ゴメン坊や・・・まじゴメン・・・。


とりあえず、それほど耳かきは気持ちいいのです。

あまりに気持ちよすぎて変な汁とか出そうになるのです・・・あっ・・・

・・・あ・・・あっ!・・・や、やだ・・・はずかしい・・・・・・・出ちゃった・・・





ナンプラー・・・。(鼻頭から)





といった具合に、僕はかなり頻繁に耳に棒を突っ込んでは

よだれ(強酸)やらナンプラーやら垂れ流しているわけですが、

その際に僕が注意していることが一つあります。


僕の耳の中の、深さでいうと3cmほどのところでしょうか。

こう、ボコッと、山みたいな感じで隆起しているところががありまして、

その山を境に耳の中が異様に敏感になるのです。

わずかでも触れようものなら、痛いやらこそばゆいやら

でも気持ちいいやらで思わずアフンッ。もれる吐息、桃色吐息。

そこはもう、女性器でいうところの、なんといいますか、その、ク、ク、クリ、



クリストフ。



そう、さながらクリストフなのでございます。

クリストフ。スウェーデン人、男、35歳。無職。誰だ。誰だ?



そんなわけで、僕の耳の奥には性感帯があるもんですから

日ごろは出来る限りそこまでは入れないようにしているのです。

実際敏感すぎてかなり痛いし。怖いし。

や、耳かきの話ですわヨ?やだわ奥様!おほほ!(子宮をキュンとさせつつ)


ところが先日、ふとした拍子に

その禁断ゾーンに耳かきをぶっこんでしまいまして。うわ、いって!

耳元に走る鋭い痛み。と、それと同時に指先にコリコリとした感触が。



あ、いる。

でかいヤツ、奥、イル。



近年繁茂におこなわれる耳かき活動のせいで、

久しく見ることのなかった大物(耳クソ)の予感がしたわけです。

思わずカタコト。でかいヤツ、イル。エモノ、カル。



やがて始まる、バトル・イン・耳。

慎重に慎重を重ね、徐々に徐々に耳の奥へ・・・そしてコリコリ。

それは0.1mmの争い。コリ。コリコリ。

精神を研ぎ澄まし、限界まで集中力を高め、コリコリ。コリーナ。

裏腹にゆるみきった、くち、およよ、よだれ、たれる。ずるる。

うへぇきもちえへぇー。えへぇー。コリコリコリコリ・・・







感じる確かな手ごたえ。コリッ!コリータ!コリータ!トレータ!

でっかいのトレータ!

やべぇ、ミターイ!どれだけデカーイかミターイ!

うひゃードキドキする!

高鳴る胸を押さえつつ、おもむろにティッシュの上に収穫物をおき

マジマジと見たところ。そこには。







 
『イテテ・・・ナニゴトデスカー?』







 ク、クリストフ・・・!?







===追伸===




 というわけで、クソでっかい上にクソ分厚い耳垢がとれたんです。

尋常じゃない爽快感。心なしか耳がスースーしてるし。



ただ。

ただ、それ以来、耳から、変な、汁が、出るように。

・・・やっぱアレ、採っちゃまずいものだったのかしらん・・・

なにこれ・・・・ナンプラー・・・?やぺー・・・とまんね・・・どうしよ・・・







 
『クヨクヨスンナッテ!』







 黙れ耳クソ!!






2004・12月

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