ボーリング 0 [boring]
(名)スル
(1)穴をあけること。
(2)地質調査や地下資源の採取などのために、地中深くに細い穴をほること。
三省堂提供「大辞林
第二版」より
こないだ捨てた燃えないゴミ。あっちが希望でした。
まいった。すごい。部屋の中がすごい。
そこかしこに絶望が転がっております。
朝の9時。
目覚ましの音で目覚めた僕の目に、
まず飛び込んでくるのは床一面の絶望。
絶望は脱ぎ捨てたあとのパンツや
丸められたティッシュのような形をしております。
僕はそれら絶望に足をとられることないように
一旦布団の中にもどり、深呼吸し、ゆっくりと一回まばたきをします。
そして改めて布団から顔を出し、そろりそろりと絶望の海へと
足を踏み入れるのです。メチョリ。ひゃ、なんか踏んだ!
・・・ぬ、これは三ヶ月前のカントリーマァム。まだ残ってたか。朝食ゲット。
絶望の中にも、時たま希望が隠れているというよい例です。
いただきます。もしゃもしゃ。なんかこれ、犬みたいなニオイする。
ここで、改めて時計を確認。12時。了解。
ん?12時?
まてまて。さっき確認した時は9時。
で、たしか、布団の中で、ゆっくりまばたきして、今、12時。
まばたき1つで3時間。
ちょちょちょ、早すぎ早すぎ。時間さん焦りすぎ。タイムタイム。
このペースで時が進んでいきますと
ちょっと長めのトイレ行ってる間に、世界中の石油が枯渇しますわ。
ウンコと格闘すること数十分、ようやくスッキリしてトイレから出ると、
世間はてんやわんや。石油枯れたー!資源終わったー!
おいおい、何事かっつー話です。
僕がウンコを流すと同時に石油枯れるとは、何事かっつー話です。
こうなってきますと、世間のみなさまのオツムは総じてアレですから、
もしかして、フチがさっきトイレで流したウンコ、アレが最後の石油・・・?
みたいな話になります。バカだから、確実になる。やがて
頑張れば、まだ石油出るんじゃ・・・?
となります。確実になる。だってバカだから。
そして石油を求めて世界が僕の油田(アナル)に群がるのです。
中でも石油枯渇で大打撃を受けたアラブの石油王が俄然やる気でして、
僕の前に見たことないほどの札束を積むと、
『 オシリ ホラセテーナ 』
ちょ・・・!このド変態・・・!!!!(赤面しつつ、オシリをきゅっ!)
激しく拒絶する僕を、その逞しい腕で押さえつける石油王。
や、やめてください・・・!石油王、お願いです!
『 エエヤナイノー。セキユ、ホラセテーナー。
ヤサシュースルサカイー。カネナラ アルデー。 』
もう止まらない石油王。荒々しくズボンを下ろすと、
そこにはいきり立った石油採掘用のドリル。やだ、大きい・・・!
『 ホナ
イクデー。ドスコーイ。 』
そして始まる、ボーリング!アフ!
僕の油田(アナル)にボーリング!ダメ!
激しくボーリング!ヒグゥ!
止まらぬボーーリーーングーーー!ショーワシェルーー!
・・・
となる可能性が少なからずありますから、
僕の美しき菊の花を守るためにも
世間のみなさま及び、石油王にあらかじめ言っておきます。
僕 の ウ ン コ は 、 石 油 じ ゃ あ り ま せ ん
真珠です。あふ!社、社長・・・!(田崎真珠の社長に掘られつつ)
===追伸===
一生懸命話しているうちに、本当に言いたかったことから
徐々に離れていくということは多々あることでして。
ホントは、先日関東に大雪が降った時のことを書くつもりだったんです。
誰ですか、石油王って。
『 セキユ デーヘンワー。 モウヤメヤー。 』
あん、石油王のいけずぅ!
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