つ、次の曲。次の曲が好きな曲。
そんな時にかぎって、ウンコがしたくなるのです。
まぁ一時的にCDを止めてトイレにいけばいいだけの話なのですが
アタイ、それ嫌なの。嫌なのヨ。
自分の好きな曲に到達するまでに、我慢、といったらオカシイですけども、
飛ばすことなく何曲か聴きまして。
そうして出来上がった流れの中で、ようやくキャモン!
マイ ヘイバリット ソング!イエーーー!
もう、これが最高。最高ね。最高すぎて失禁。
キャモン!
アイム スィッキン!イエーーー!(じんわりと股間が暖かく・・・!)
となるはずだったんですが、それを阻むように便意。
便意。中国の俳優っぽく書くとベン・イー。アクション俳優。
あと少しで待ちに待ったあの曲だというのに、
迫りくるベン・イー。通称・イーさん。
ちょちょちょ、か、勘弁してくださいよイーさん・・・あとちょっとなんすよぅ。
さ、、3分だけでいいすから待ってくださいよ・・・短い曲すから・・・!
そんな僕の訴えを無視して、得意の少林拳法で肛門を叩きつづけるイーさん。
ウンコするヨロシ。ウンコするヨロシネ。ホワタタタタ!ワタァ!
ホーゥ・・・ワタァ!ポウ!(あ、出る出る。出た。出る。)
結局、イーさんの猛攻に耐え切れず。
肛門からさながら断末魔、『・・・プ・・・プピィ・・・・』という
オナラがでた時点でギブ・アップ。全てをあきらめてトイレに向かう僕。
まぁ、そのタイミングが得てしてちょうどサビの部分だったりするわけで。
僕はもう、なんだかやるせない気持ちでウンコする羽目なるのです。
はぁ、ひでぇよイーさん・・・ブビ・・・♪ブビビ・・・♪
(あえなく排泄音でサビを歌いつつ)
===追伸===
昔の話。
ゲームをやっている最中に便意に襲われることが多々ありまして。
当時ゲーム大好きっ子だった僕は、一度だけイーさんと真っ向勝負して
結局ちょっと漏らしてしまった経験があるです。
イーには勝った。勝ったけど、大事なものを失ったあの日。
そんな思い出のせいか、
今ではわりとすんなりとあきらめてトイレに行くようになったわけです。
人として賢くなったのです。賢くはなったのです。が。
ウンコ漏らすほどのパッションはすっかり失ってしまった僕。
ああ、大人になるってこーゆーことなんだなぁと思った、21の秋でございます。
(ちなみに昔の話といいましたが、中学生のころの話です。うあー。)
|