国 名: | オマーン国 (Sultanate of Oman) |
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2003.10現在 |
一般事情 | |||||||||||||||||||||
1.面積 | 31万km2(日本の約4分の3) | ||||||||||||||||||||
2.人口 | 233万人(99年7月開発省発表。うちオマーン人は173万人(74%)) | ||||||||||||||||||||
3.首都 | マスカット(62万人) | ||||||||||||||||||||
4.人種 | アラブ人 | ||||||||||||||||||||
5.言語 | アラビア語(公用語)、英語も広く通用する | ||||||||||||||||||||
6.宗教 | イスラム教 (イバード派が主流) | ||||||||||||||||||||
7.国祭日 | 11月18日(カブース国王誕生日) | ||||||||||||||||||||
8.略史 |
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政治体制・内政 | |||||||||||||||||||||
1.政体 | 君主制 | ||||||||||||||||||||
2.元首 | カブース・ビン・サイード国王陛下 (H.M. Sultan Qaboos Bin Said)(1970年7月23日即位) |
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3.議会 | 91年に諮問議会、97年に国家評議会が各々設置された。男女の参政権あり。いずれも立法権はないが、政府の作成する法案を審議し、勧告を行う。また、諮問議会には国政調査権が与えられ閣議を召喚して国政につき審議することができる。 | ||||||||||||||||||||
4.政府 | (1)国王が首相、外相、蔵相、国防相を兼任 (2)国王代理 スワイニ・ビン・シハーブ・アール・サイード、 アスアド・ビン・ターリク・アル・サイード 閣議担当副首相 ファハド・ビン・マフムード・アール・サイード (3)外務担当相 ユーセフ・ビン・アラウィ・ビン・アブドッラー |
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5.内政 |
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外交・国防 | |||||||||||||||||||||
1.外交 基本方針 |
(1)非同盟中立、善隣外交を標榜。 (2)GCC諸国との関係強化(イラン・イラクとGCC関係改善にも尽力)。 (3)中東和平の実現にも前向き。96年1月イスラエルとの通商代表部設立につき合意し、同年7月互いに代表部事務所を設立。(2000年10月閉鎖) |
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2.軍事力 | (1)予算 約25億ドル(2001年) (2)兵役 なし (3)兵力 43,500人(王立軍6,500人、陸25,000人、海4,200人、空4,100人、その内外国人3,700人) |
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経済 | |||||||||||||||||||||
1.主要産業 | 石油関連業、農漁業、銅鉱業 原油確認埋蔵量57億バーレル(2002年)、可採年数16〜17年、石油生産量89.8万B/D(2002年) 天然ガス確認埋蔵量25.1兆m3(2002年)、可採年数143年、天然ガス生産量221億m3(2002年)(LNG660万トン/年) |
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2.GDP | 203億ドル(2002年) | ||||||||||||||||||||
3.一人当たりGDP | 政府未公表 | ||||||||||||||||||||
4.実質GDP成長率 | 1.8%(2002年) | ||||||||||||||||||||
5.物価上昇率 | 未集計 | ||||||||||||||||||||
6.失業率 | N.A | ||||||||||||||||||||
7.総貿易額(2001年:国家経済省統計) | (1)輸出 4,295.5百万リアル (2)輸入 2,309.1百万リアル |
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8.主要貿易品目 | (1)輸出 石油(67%)、LNG(10%)、ライム、小麦粉、デーツ (2)輸入 機械機器、食料品 |
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9主要貿易相手国(2002年:国家経済省統計) | (1)輸出 日本、中国、タイ、韓国、台湾 (2)輸入 UAE、日本、米国、英国、仏 |
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10.通貨 | オマーン・リアル(RO) | ||||||||||||||||||||
11.為替レート | 1米ドル=0.384RO | ||||||||||||||||||||
12.経済概要 | (1)オマーン政府は、新5ヶ年計画(第6次)の策定、WTO加盟(2000.10)を契機に国内経済のグローバル化、民営化を促進。石油・ガスの収入を足掛かりとし製造業の拡大を始め、石油以外の新たな産業を発展させることを目指している。 (2)最近の高油化による財政収入の増加。LNGの輸出開始といったプラスの要因が石油依存型経済からの脱却や停滞する経済の諸問題を解決することが期待されている。 |