なにぶん昔のことなもので。嘘だらけです。ごめんなさい。





オフレポ




 その日、オフ会自体は4時頃からあったわけです。が。僕は特に用事が

あったわけではないのですが、7時からの飲み会から参加させていただき

ました。といいますのは。みなさんご存知の通りワタクシは、東アジア一番の

ビューティー☆ボーイ。そして、ビューティー☆ボーイはえてしてシャイ・

ボーイ・・・・。キャ!(乳首を隠しながら)(その他は丸出しです)

そんなセクシーシャイボーイな僕が、シラフの状態で20人もの初対面の

人々とボーリングなんぞできるわけがない。死ぬまで空回りつづけてしまう・・・

と、美しく判断したため、飲み会からの参加とあいなったわけです。

フッ。(美しく微笑みながら)(逮捕されました。なんで?!)




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 七時。オフ会が行われている池袋に到着。早速飲み会の会場に向かおうと

思いまして、主催者・ふらさんに電話をしたわけです。



 フチ
『あ、どもー。今池袋つきましたー。どこ行けばいいすか?』



 ふらさん
『お、フチー。***って飲み屋なんだけど、わかる?』



 (やべ。わかんね。)


 フチ
『・・・あ、すんません。ちょっとわかんないっすねー。』



 ふらさん
『じゃーねー、ロッテリアのとこを・・・』



 (どこの?どこのよ!いっぱいあるよ!)



 フチ
『ロッテリア、すか・・・。あー。それも、ちょっと。』



 ふらさん
『んー。わかった。じゃあミスタードーナツでいいや!』



 (『いいや!』って言われても!いや、良くないよ!むしろわかんねー!)



 フチ
『・・・あ、の。』







 ふらさん
『・・・・・・・んーーー?』(←ちょっと低い声で)



 フチ
『!!あ、は、はい!ミスドですね!わかりました!で、では!』








 20分、かかりました。ひっく。(半泣きで。)




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 結局。自力では飲み屋を見つけることが出来なかったため、ふら夫人

(こまゆさん)に近くまで迎えにきていただきました。(シャネルの前ですヨ!)

いやー、エエ子やぁ。ほんにエエ子やぁ。

ミニーちゃんの付け耳さえつけてなければ、ね。(シャネルの前ですヨ?)



 その時一緒にいらしたのが、
matさんと美桜さんの御二人でして。

ワタクシ、美桜さんとは一度お会いしたことがあったのですが、matさんとは

この時が初対面。アタイ、恥ずかしくてモジモジしておりましたら、彼と目が

バッチリンコ合いましたの。そしたら彼、すこし照れくさそうにニコリと笑顔を

見せてくださいまして。その瞬間。

・・・アタイ、”キュ!”ってなった。子宮が”キュ!”って鳴った。

 (緊張してるかわいいこの子を、守ってあげたい!)って、そう思ったの・・・。



で、その後はもう。愛しのmatさんの緊張をほぐそうと、

『…matっていうんだ!なんてサイト?…ふーん、ごめん。しらね!はは!』

と気さくに話し掛け、いいお兄ちゃん振りを発揮しまくったわけでアハハ!







そしたら、matさん年上だったよ!!アハハ!






 マンホール突き破る勢いで土下座しました。死にたい。




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 ちなみに、この時一緒だった
美桜さん。以前と雰囲気が全然変わってまして。

正直な話、飲み会が終わる30分前くらいになってようやく美桜さんだと気付き

ました。ずっと、誰やこの子・・・?誰の子や・・・?って思ってました。もちろん

そのことは黙ってました。(秘密ですヨ。)




====飲み会====




 飲み会にて。

 僕が予想していたよりも多くの人が参加しておりました。

さ、さすが大手サイト・・・規模が違う。違うでぇ!参加者1人1000円のプレ

ゼントと考えたら、一体なんぼの儲けになるんや・・・!てなことを考えてつつ

その顔ぶれを見たところ。・・・あ、れ?知り合い、ほとんどいなくね?

僕、やばくね?え、え?まじ、で?ちょちょちょ、ふらさん!話が違・・・


ふらさん
『フチさん、空いてるとこ座ってー』











 ・・・・・・え?(瞳孔を開きながら)






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 いきなり、知り合いが誰一人いない空間に放り出されたわけです。

ああああああ。どうしよよよよ。ななななな。もじゃじゃじゃじゃじゃ。


 で、そんな状況で僕は選んだ選択肢は。一人でブツブツと

(・・・死にたい・・・・パンティー口に詰めて窒息死したい・・・。)

と理想の死に方について独り言を言うことでした。楽しかったデス。


そんな、徐々に徐々に追い詰められていく中、どこからともなく僕を呼ぶ声が。



 『・・・あのー、コワレメガネのフチさんですよね?』



・・・ん?誰か、呼んだ?どこから、声が?



『コワレメガネの、フチさんですよね?』



んん?下か?下から声が聞こえてくる!!


そう気づいた僕は、あわてて足元を見たわけです。するとそこには、1/6スケー

ルくらいの、かわいらしい女の子のフィギュアが立っておりました。


うわぁ、なにこれ!ちっちゃい!しかもしゃべる・・・ロボ?やだ、かわいい・・・

ねぇ、コレどこで売ってるでござるか?アキバ?アキバでござるか?

と、一瞬われを忘れ回りにいる(見知らぬ)方々にききまくったところ。



・・・えー
フィギアじゃありませんでした。人でした美夕さんでした。


この方、実はうちのサイト見ててくださってたらしく。色々と話しかけてくださった

わけです。そして僕はといいますと、ただただそんな美夕さんの匂いをフガフガ

嗅ぎながら、(・・・あーこれなんぼやろ。なんぼなんやろ。)と考えていたわけで

ふがふが。すると、美夕さんがこんなことをいったわけです。



 
『あのー、サイン書いてもらえますか?』



あ。あ?

なんですと?サイン、ですと?


・・・きた。ついに、きた。


リアルに、リアルに小さい頃から練習し続けてきたサイン・・・まさかこんなと

ころで披露できるとは!よっしゃまかしとけお嬢ちゃん!めちゃめちゃカッコイ

イのをおっちゃんが書いたるけーの!だはは!そりゃああ!





・・・あ、あぶね。本名書くとこ。だった。



・・・てか。本名の練習しか、してない。や。





 結局、なんかもー全く味気ない【 フ チ 】というカタカナ二文字を記し。

それだけじゃあまりに寂しいんで、【美夕さんはいい匂いします。】と一言書い

て渡しました。すごく気持ち悪い顔で渡しました。すると彼女、すごくいい笑顔

で受け取ってくださいました。でへ!




でも、それ以降しゃべってくれませんでした。なんでだろむはぁあ。(くっさい

息を吐きながら)




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と、僕は早くも完全に撃沈・沈黙したわけです。が。

そこへ、優しく声をかけてくださる一人の女性が現れたわけです。



 
『あ・・・あの。コワレメガネの方ですよねー。見たことありますー。』


・・・え?なに・・・この人、アタイのこと、知ってるの?なんだか、とても優しげ

だし・・・・。え?あ、もしかして、あれ?あれか?うちのファンって、やつ?

しかも、かわいいし・・・なに?なんなのよ?やだ・・・アタイ、ドキドキしてる・・・

なんなのかしら・・・・この甘酸っぱい、キムチ・・・。(気持ち、の間違いでした。)



とまぁ、淡い恋心を抱き。ラブ、充電。僕、復活。愛、発射。



・・・・


・・・・はぁぁぁい!コワレメガネのフッチでぇぇぇす!ベロベロベロバブリ!

よろしくぅぅぅぅぅ!あなたのお名前なんていうのぉぉぉ!おおぉおぉ現さんです

かあぁぁ!うっひゃーーーーー!仲良くしてくださぁぁぁいいいぃいひひひひ!

もう、なんでもボクのこと聞いちゃってぇぇぇ!


といった感じで、理性のタガを沖ノ鳥島まで吹っ飛ばした僕は現さんに絡み

まくることを心に決めたわけです。すると、彼女は


 
『あ、ほんとですか!じゃぁ、お聞きしたいんですけど。』


と、ワンダフル笑顔。うっわー。ええ子やぁええ子やぁ。もうおっちゃんどうなっ

てもいい!!


 
『あの・・・フチさんて・・・・』


はいはいはいはーーい!にゃーんでもきいてへーーー!




 『ムラタヒデヲさんとお知り合いなんですよ、ね?』




 てへーー!・・・あ、へ?ヒデヲさん?あ・・・はい、何度かオフ会で、仲良くし

ていただきましたけど・・・。え?それが、何k

 『私、ヒデヲさんの大ッッッッッッファンなんですヨーー!』





 ソユコトネ。ヤッパリネ。ソラ ソウダヨネ。



そして始まる、現さんのヒデヲトーク。この人、さっきよりずっといい笑顔。




…なんかね、フラッシュバックしました。

中学二年の時、バレンタインデーに二人の女の子からチョコをもらって。その

二人両方から『フチ君、それタオカ君に渡して!!』とお願いされた時の記憶

がフラッシュバックしました。(ばっちり笑顔でタオカ君に渡しましたヨ。)


 ・・・結果、ものすごやるせなくなりまして。現さんにはヒデヲさんの嘘情報を

ガンガン流しまくったのはココだけの秘密。です。

(ヒデヲさん、体に似合わずウンコめっちゃでかいデスヨ!など)

(彼女、目を輝かせて聞いておりました。うわぁ。)

(ヒデヲさん・現さん、ごめんなさいごめんなさいざまぁみろごめんなさい。)




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 美夕さん・現さんと、着実に確実に印象を悪くしていったわけです。(予定外

デス。)(でも、いつも通りデス。) そのため空気が読めないと評判の僕も、

さすがに居づらくなりまして。半ば逃げ出すように、知り合いを求めて移動した

わけです。が。

いない。いないのよね。そもそも、知り合い。いないのよね。そう、ネットでも。

リアルでも。いつも一人。いつも、テンパ一人・・・。キチチ。(手首にカッター)


もうね。正直、あまりの醜態と寂しさにこのままオフ会からグッバイしようかと

思いましたヨ。や、全然グッド・バイじゃないですけど。バッド・バイですけど。

バッバイですけど。

でも、バッバイとか嫌ですから。どうせならオッパイがいいですから。どうせ

ならオッパイがいいですから。どうせならオッパイがいいですから。(心底)

なんとか相手してくれそうなオッパ・・・人を求めてヌメヌメと歩き回ったわけ

でボヨヨーンボヨヨーン。うへへ。(ものすごくヤラシイ目つきで)

すると。

僕のテンパアンテナにもじゃりと反応が。

・・・・いる!この会場に、テンパがもう一人、いる!

仲間同士しかわからない強烈なシンパシーを感じた僕は、あわててサーチを

開始。そして見つけたのが。


りょうさんでした。うわぁ。この人、ちゃんとテンパだ。ジャンルは違うけど、

ちゃんとテンパだ。(もじゃ!っではなくウネ!って感じでした。)


で、まぁ。テンパに悪いやつは(滅多に)いない、という話は本当でして。この方

も、例外なくいい人でして。そのうえイケメンで。お洒落で。モテで。死ね!


あ。


そんな彼の優しさにつけこみ、残りの時間、彼のまわりにネチョリとまとわり

つづけたわけでへへへ逃がさないゾロロロ。(こうして友達を減らすのデス。)



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 飲み会後。



飲み会を終えて、ぞろぞろと池袋駅へ。コレ以降はオール組みと帰宅組に

別れるため、みなさんここで最後の名残を惜しむわけでしょ?ねぇ、普通は

そうなんでしょ?(アタイ、誰からも惜しまれませんでしたのヨ?)


 で、僕はといいますと。飲み会からあいもかわらずりょうさんの周りでネチョ

ネチョと湿っぽくしていたわけです。(主に股間が)

そんな折、僕らの前にふらふらとほろ酔い加減のかわいらしい女性が。

おひょひょ、酔っとる!?この人、酔っとるでぇ!!

そう気づいた僕の心の中では(・・・今なら乳首くらいならドサクサにまぎれて

触れる!)と、天使がささやいたわけです。(ちなみに悪魔は”全裸で襲い掛

かれ!”とささやいておりました。あぶねぇ。)

そんな天使のささやきに僕はニヤリとほくそみ。その女性の乳首を突いてやろ

うと構えたとこr

 ドス。

 ぉふ。

乳首を、突かれました。僕が。



『こんばんは!変態系ネットアイドルのあややです☆』



・・・いや。ちょ、ちょっと待ってお嬢さん。なんですの、変態系ネットアイドルて。

そもそも誰ですの。てか初対面の人の乳首突いてから、自己紹介て。や、自己

紹介しても乳首突くのはおかしいk

 ドス。

 ぁふ。(やだ、気持ちいい・・・)

 『だって、変態系ですから☆!』




・・・だよネー!変態系だからいいんだヨネヘー!(ゆるみきった顔で)

いや、待て。おおお、おつちけ。おつちけ僕。違う。落ち着けぇ!

いやいや、あややさん?でしたっけ?理由になってない。全く理由になって

ないから。アナタが男だったら、確実に有罪だかr

 ドス。

 はふ。



その後はもう、なんかもーどうでもよくなりまして。されるがままに乳首を突か

れまくったわけd・ぁふぅ。(翌朝、ものっそ腫れ上がっておりました。)(乳首だけ

ならEカップです)


後にも先にも、初対面の女性に乳首を突かれるのはこの時だけだと思います。

(アレ以来、乳首を洗っておりません。かゆい。)





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 その後、10数人でカラオケオール。



・・・えー。ずっと隅っこでちっちゃくなったり。迷惑かけたりしてました。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。(僕はもうオールはダメデス。)





 完。



※この他にも、お世話になった方はいっぱいいらっしゃるのですが。今回はこれにて。

みなさん、ありがとうございました。