お題:ゆみこ様より
【ブリーフ
or トランクス】
男の下着、永遠の二大巨頭。青春の道しるべ。
男子にとって、ブリーフのゴム部分に書かれた自分の名前に
違和感を覚えた時が、大人への階段の一段目であり
トランクスに淡い憧れを・ブリーフに恥ずかしみを感じた時が
思春期の芽吹き。
親に『もうパンツはいやだ。トランクスに替えたい』と懇願した時が
人生における最初の難関を乗り越えた瞬間なのであります。
また、女性は女性で、おっさんの履くゆるみきった白いブリーフに
妙な色気を感じ始めた時が”女”といて成熟しきった時であると
言われているわけです。
しかし、近年。この二つの存在をおびやかす
新た下着が台頭してきたわけです。
ボクサーパンツであります。
ブリーフのもつ絶妙なフィットがもたらす安心感と
トランクスのもつスタイリッシュさを併せ持つボクサーパンツ。
いわばパンツ界のキムタク的存在といえるでしょう。
いいですね。キムタク。
かっこいい。文句なしにかっこいい。
かっこいいよ。かっこいい。けど。
ですけど。それでも!僕は!
一見無様ですが、そこに職人的な芯の強さをみせる、
いわばいかりや長介的存在のブリーフと
それなりにカッコイイのにどことなく器用になりきれない、
いわばユースケサンタマリア的存在のトランクスの方を
どうしても愛してしまうのです!
愛してしまうのですよ・・・!(履かないけどね、ブリーフ。)
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